半自動送り機

概要

1つの基板で何度もプレス加工を行う順送プレス加工では、素早い作業を行うために熟練した技術が必要です。生産数を増やすためには、必要なプレス機を増やすのと同時に、熟練作業者の人数も増やす必要があります。限られた人数で効率よく作業をこなすためには、だれでも熟練した作業が行える必要があります。そこで、初心者でも熟練者と同等の作業を行えるようにする「半自動送り機」を開発しました。

この半自動基板送り機を使用することで、初心者(パートタイマーやアルバイトの方)でも、熟練者と同等のプレス加工が行えます。作業者は、基板の投入と排出のみを行い、プレス加工と基板送り動作は自動で行います。これにより、熟練者と同等の作業速度を常に維持しながら、安定した作業が行えます。また、半自動基板送り機を2台使用することで、一人の作業者が二人分の作業を行うことができ、効率アップを図ることができます。

    • 半自動送り機
    • 半自動送り機

基板送り機構

送りアームに取り付けた吸着パッドで基板を吸い付け、エアシリンダで持ち上げます。送りアームを前後に動かすことで送り動作を行います。

    • 送りアーム
    • 送りアーム
    • 吸着パッドとエアシリンダ
    • 吸着パッドとエアシリンダ

金型掃除機構

プレス加工で発生する抜きカスは金型下部の下駄のような構造内に溜まるため、それを吹き飛ばすためのエアノズルを装備しています。抜きカスは詰まってしまうこともあるため、詰まりを検出するためのファイバセンサも装備し、金型の破損を防いでいます。

    • 金型下部
    • 金型下部
    • エアノズルとファイバセンサ
    • エアノズルとファイバセンサ

作業の様子

作業者は基板を所定の位置にセットしてスタートボタンを押します。自動運転完了後、基板を取り出します。これだけの作業で熟練者と同等の仕事が完了します。

    • 作業の様子
    • 作業の様子