概要
ワークがバラ済みの状態から1つずつピッキングし、プレス機に投入する装置です。様々な形状のワーク取り扱うことができます。
PVを作成したのでご覧ください。
ロボットアーム
汎用的に搬送が行えるようにするために、ユニバーサルロボット社の「UR10」及び「UR5」を採用しました。ワークのピッキングをUR10、プレス機への投入をUR5が行っております。ダイレクトティーチングや設置の容易さなど、従来の産業用ロボットを導入する場合と比べて敷居が低いことから、このロボットを採用しています。
ワーク取出しコンテナ
コンテナにバラ積みしているワークを3Dロボットビジョンで撮影し、位置を測定します。測定した結果をもとにUR10がピッキングし、ワーク搬送テーブルにワークを下ろします。
コンテナ内のワークが空になると自動でアーム先端のツールを変更し、新しいコンテナに交換します。最大で6箱分のワークをストックすることができます。
ワーク搬送テーブル
2Dカメラでワークの表裏及び形状異常を判定しています。判定が終了すると投入用のアームまでワークを搬送します。
ワーク投入
ワーク搬送テーブルで運ばれてきたワークをUR5がプレス機に投入します。ワークの表裏によって保持する方向が変わります。
また、定期的に金型に油を噴霧するシステムも備えております。