概要
リサイクルの学習に役立つ「環境ロボット(仮称)」を「マテック八尾 ロボット分科会」が開発しました。弊社はロボットの改良、保守を担当しています。ロボットは、アルミ缶・スチール缶・ペットボトルの分別デモンストレーションを行うことで、小学生を対象とした資源ごみの分別や環境問題の学習に役立てられています。八尾市立リサイクルセンターで実演展示されています。
ロボットのデザインは、テレビ番組などで活躍する造形作家・すずきゆきひろ氏が担当しました。空き缶と矢印を用いて、リサイクルを表現しています。
金属センサーを用いた「資源判別機能」
ロボットは、左右のグリッパーでアルミ缶・スチール缶・ペットボトルをつかみ、つかんだものが何であるかを判別します。グリッパーの中には金属センサーが内蔵してあり、アルミ缶とスチール缶を判別することができます。金属センサーが反応しない場合は、ペットボトルをつかんだと判定します。アルミ缶・スチール缶・ペットボトルは、どのような形状や大きさの物でも判別することができます。
音声認識を用いた「会話機能」
ワイヤレスマイクを用いて、ロボットと会話をすることができます。ロボットは20種類の質問に答えることができます。また、音声で指示を出すことで、自己紹介や環境問題に関する内容をしゃべらせたり、資源判別動作を開始させたりすることができます。
スペック
寸法 | 幅780mm×奥行き620mm×高さ1200mm |
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重量 | 約50kg |
自由度 | 全14自由度(首2,腕10,駆動輪2) |
制御装置 | パソコン(弊社オリジナルソフトウェアによるロボット全体の制御) VS-RC003HV(ヴイストン株式会社製サーボモーターコントローラー) |
電源 | 鉛蓄電池 |
センサー | 金属センサー |
入力装置 | ワイヤレスマイク,ゲーム用コントローラー |
出力装置 | スピーカ, 状態表示用LEDランプ×2 |
機能 | 資源判別, 会話, 遠隔操作 |
外装 | 木材 |
連続稼働時間 | 約2時間 |
ギャラリー
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